国家資格者が挑む“逆転の発想”副業|心理士が教える体操教室と整形外科医のメンタル思考トレーニング

9/14/2025

キャリアラボ 事業構築

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はじめに:資格を超えて、「新しい副業の形」をつくる

副業というと、資格に関係した分野ばかりを想像しがちですが、実はそれだけにこだわる必要はありません。
「資格+好きなこと」「資格+別軸の専門性」──この組み合わせは、今の時代だからこそ実現可能です。

たとえば、私自身のことになりますが、会社ではメンタル思考トレーニングを提供し、診療所では引き続き身体の専門家として整形外科や運動器リハビリの臨床に携わっています。
どちらも人間を構成する大切な要素であり、互いに相乗効果があります。日々、新しい発見があり、医学者として「楽しい」「好き」を仕事にできる喜びを感じています。

今回ご紹介するのは、「心理士が教える体操教室」、そして「整形外科医が提供するメンタル思考トレーニング」という、少しユニークな副業の事例です。


心理士が“体の体操”を教える理由とは?

心理カウンセラーや臨床心理士といえば、対話を通じて心の支援を行うというイメージが強いかもしれません。
むしろ「体のケアやフィジカルトレーニングは苦手そう」という印象を持たれることもあります。

しかし近年、「心と体はつながっている」という理解が深まってきたことで、体を動かすことが心の安定につながるという視点から、「心理士が運動指導を行う」取り組みが注目されています。

呼吸法、ヨガ、軽運動、ストレッチなど、シンプルな体操から始めることで、不安やストレスの軽減につながることが多く、欧米では一般的に見られる取り組みです。
日本ではまだ専門的に展開している方は少ない印象がありますが、今後大きな可能性を感じています。

ちなみに、スタンフォード大学ビジネススクール教授であるKelly McGonigal(ケリー・マクゴニガル)氏も、メンタルの重要性を語るTEDの講演で一躍有名になりましたが、実際に現地ではヨガの指導をされていました。
まさに、「心と体」の両面を扱う姿勢は、世界的に見て高い専門性のかたちとなりつつあります。


体の専門家だからこそ提案できる“心と頭のトレーニング”

このアプローチをさらに進化させたのが、私たちが提供するスライブトレーニング®(スラトレ®)です。

スラトレ®は、整形外科医である私が開発した「体のプロが伝えるメンタル思考トレーニング」。
臨床現場では、単に身体の不具合を処置するだけでは解決できない問題が数多く存在することを日々目の当たりにしてきました。

「考え方」や「内的対話のクセ」は、身体の状態と密接に関係しています。
だからこそ、体のアプローチを通じて心を整え、心を通じて身体を整えるという循環が必要です。

これこそが、スラトレ®の根幹にある発想です。


資格者の“別軸”副業が新しい価値を生む

・心理士が体操を教える
・医師がメンタルトレーニングを開発する
・看護師がヘルスコーチをする
・薬剤師が食育を発信する
・管理栄養士が外食店ガイドを運営する

いずれも、「資格の枠を超えて価値を届ける」副業です。
そして、これらはすべて、国家資格の信頼があるからこそ成り立つ説得力と安心感を持っています。


スラトレ®について少しだけご紹介

スラトレ®は、「心・体・思考」の3軸から人生を前向きにする統合的メソッドです。
一般の方だけでなく、有資格者自身のセルフケア、または指導者としての研修・キャリア育成の一環としても活用されています。

ご興味のある方は、弊社ホームページにあるスラトレ®詳細ページをご覧ください。
今後は「有資格者向けセルフコーチング講座」などの展開も予定しています。


おわりに:「資格」と「別軸」のかけ合わせは無限大

副業は、収入を得る手段であると同時に、自分らしい人生の表現方法でもあります。
国家資格という信頼の土台があるからこそ、そこに“意外なかけ合わせ”を加えることで、あなただけのオリジナル副業が生まれるのです。

今後は、さらに実例をご紹介していきますのでどうぞお楽しみに。